台風や落雷などで夜間急に停電したときに、明かりを確保するのに活躍するのが懐中電灯やロウソクです。

懐中電灯は常時点けていると電池が切れて、移動する時の明かり確保に使えなくなってしまったら困るので、明かりを常時確保するのにメインで使うのはロウソクになると思います。

ただ、ロウソクも使っているうちにロウがどんどん垂れて短くなっていくので、出来るだけ長時間持たせたいですよね。

今回の記事では、ロウソクを長持ちさせるための事前の準備と保存方法を紹介したいと思います。

ちなみに、地震で停電したときにロウソクを使うのはなるべく避けた方がいいと思います。

余震でロウソクが倒れ火災が起こる恐れがありますので、ロウソクを使わなければならない場合は、ロウソクをすぐ手の届く場所に置いてください。

ロウソクは塩水に浸すと長持ちする

ロウソクは火をつけると溶けたロウがどんどん下に垂れていってしまいますが、塩水に浸すことでこれを防ぐことができます。

災害用に準備しているロウソクをいったん塩水に浸し、塩水から取り出してよく乾かしておくとロウの中に含まれている水分が抜けます。

ロウに含まれている水分が少なくなると、ろうそくに火をつけた時にロウを効率よく燃焼することができ、ロウが余計に溶けて垂れるのを防いでくれるためろうそくが長持ちします。

ろうそくは冷蔵庫に入れて保存しておくと長持ちする

ロウソクを保存する場所は、暗くて日の当たらない場所というのが一般的ですが、常温で保存しておくよりも冷蔵庫で保存した方がロウソクをつけた時の火が長持ちします。

ロウソクを冷やすことでロウが溶ける量が少なくなり、ロウソクの炎が安定しロウの消費を抑えます。

なので、塩水に浸してよく乾かしたロウソクは、冷蔵庫に保存しておくと良いと思います。

さいごに

ロウソクを長持ちさせる方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

冷蔵庫にずっと保存するのはちょっと抵抗がある場合は、例えば台風予報が出た時に何本か入れておくと良いかもしれません。

ロウソクを長持ちさせる方法は、誕生日やクリスマスなど、パーティーで使うロウソクにも役立ちます。

ケーキやテーブルでロウソクに火を灯すときにロウが垂れるのを防ぎ、安定したきれいな炎が出るのでぜひ試してみてください。

最初にも書きましたが、地震による停電でロウソクを使用するときはくれぐれも扱いに気を付けてください。ロウソクで火事になってしまったら元も子もありませんから。

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